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ガバナー 挨拶

2015-2016年度 2670地区運営方針

「心あたたまる、お接待をしよう」

 

K.R.ラビンドランRI会長のテーマ

『Be a gift to the world』

K.RラビンドランRI会長はスリランカの人、インド系の教養を持つ人です。会長指針のように人生のとらえ方のスパンは長い。『Be a gift to the world』が、『世界へのプレゼントになろう』と訳されました。いつの間にかギフトがプレゼントになっています。英語の達人に聞くとプレゼントはパーティなどで交換するとき、ギフトは神から与えられた才能、見返りを求めない貢献(途上国など)に使うそうです。この日本語訳は難しいと思いました。

ラビ会長は「Be a gift to the world」というテーマを考えているとき、ヒンズー教を通じて私が学んだことのある教訓を思い出しました。

非常に貧しい少年スダマは神の化身として王家に生まれたクリシュナの親友でした。二人の少年は成長するにつれ少しづつ疎遠になりました。クリシュナは軍を率いる名高き王となり、一方村人スダマは貧しい生活をおくっていました。何年か経って、スダマが困窮し子供に食事を与えることもできなくなりました。妻は「幼い頃親友だったクリシュナに助けを求めよう」といいます。最初は躊躇していたスダマもしまいに同意し、手ぶらでは申しわけないと、明日子供に食べさせるくず米を布に包んで持って行きました。

スダマを見たクリシュナは大喜びし親切に愛情を持って迎えました。その高貴な生活ぶりに圧倒されたスダマは恥ずかしく米をさしだすことができません。クリシュナは「何を隠しているの」とたずね、布を開いて中の米を喜んで食べました。数時間後かわらぬ友情に感激したスダマはクリシュナのもとから去りました。

帰路スダマは当初の目的を忘れたことに気づき、子供たちがお腹をすかせていることを思いだしました。しかし、自宅に着くとスダマが家を出たときとはうってかわって御殿のような家になっています。家の前には綺麗な服を着た家族が立ち、十分な食事をすましてスダマの帰りを今か々々と待っていました。

神の化身クリシュナはスダマが自分のためにありったけの米をギフトに持ってきてくれたことを知っていました。クリシュナはスダマが必要なものをすべて与えたのです。

この教訓は受け手にとって大切なのはその物質的な価値ではなく、贈り主の心がどれだけ心がこめられているかということであります。

この話を聞いて私は「高野山の貧女の一灯」を思いました。高野山奥の院灯籠堂に立派な灯籠が三つあります。白川灯、昭和灯、貧女の一灯です。我々募金等いわれたとき貧女の一灯とつかいます。が、主人公お照が女の命である髪を切って売り誠意をこめ寄進したものです。長者の万灯と比較されます。長者の万灯と一緒におまつりしました。突然疾風がありましたが、お照の灯だけは消えなかったのです。

また、平成2年渡印のおり、バナラーシーで舟に乗って観光し、対岸に渡って沐浴しました。熱心なヒンズー教徒のバラモンのガイド、パンカジュー(蓮華の意)は「ここの聖なる水で沐浴すると一日ホカホカして調子いいよ。人々は何百㎞も歩いてこの水を汲みに来る。そして保管しておき病気のとき飲むと良くなる。ただし、水を汲んできたらすぐご近所に配らないとその功徳はない」と。

ラビ会長のいいたいのは単にプレゼントの交換ではなく、誠意を込めて、それぞれが良くなるギフトだと思います。なんだか心のおくで東洋人は共感を持てることばのように思いました。

それなら四国では『お接待の心』とおきかえてよろしいのではありませんか。2670地区の方針としては「心あたたまるお接待を」とします。しかし、「お接待」といえば道ばたで何か品物をおくるイメージですが、ダライ・ラマ法王猊下は「人助けをするだけではいけない。人助けを通じもっとも大事なことは自分を向上させることだ」といわれました。自分を向上させることこそがロータリーのもっとも基本です。

 

「お接待のために」

Ⅰ.ロータリーの原点に返って

1.職業奉仕を考えよう。

1905年ポール・ハリスによって創立されたロータリークラブは当初「親睦・互恵」のクラブでした。アサー・シェルドンの入会によって「He profits most who serves best」が提唱されました。1902年シェルドン ビジネススクールの教科書に出てくる語句です。Profitとは総費用を超えて受けた余剰の価値で金銭的な意味に限定しています。百年前のアメリカは生き馬の目を抜く弱肉強食の商売でした。そこにサービスという概念を持ち込み、リピーターを増やし、顧客満足度高い経営方法です。これをロータリーにとりいれた結果百年続いたといえます。各クラブに田中毅PGの「シェルドンの森」という本をお配りします。各クラブ輪読会等で勉強してください。ハーブの「四つのテスト」その30年後大恐慌のときです。

2.会員増強(それほど昔ではありません)

イ) 四国のロータリーの全盛時代は世が平成になり十年ぐらいまでが全盛ではなかったでしょうか。そのとき輝かしいメンバーがたくさんおられました。それから何かの原因(ご高齢、会社不振等々)で50人クラブが30人になってしまいました。私は徳島第一分区のガバナー補佐の体験通じて思うには、そのときの栄光が実は壁になって会員増強と維持のためにロータリーのすばらしさの誇りとをメンバーの意識を後のものに伝えることが出来ないでいるように思えてなりません。ロータリーのすばらしさは内部にいると十分意識されていないのではありませんか。とにかく楽しい仲間を増やそうではありませんか。
ロ) 今日RCのピンをつけていますか。私は裁判所の調停委員20年ほどの間、調停委員バッジを用いず。ロータリーピンで過ごしました。裁判官が「それは何かね」聞くのでロータリーの特に四つのテストの話をしたものです。必ずロータリーピンをつけましょう。
ハ) ここ3-5年何人はいって何人やめていったか。その原因は何か、検証して見ましょう。
ニ) 中長期計画に「我がクラブは何人がもっとも適正か」議論する必要があります。
ホ) 危機感を持とう。少人数クラブの平均年齢は何歳か・・・
ヘ)

国家資格を持つロータリアン候補者を再度洗い出す。

例えば推奨ロータリークラブ細則には「有資格者」による監査がうたわれている。では皆さんのクラブに税理士、公認会計士はいますか?弁護士、社会保険労務士、土地家屋調査士、司法書士、薬剤師、看護師、柔道整復士、セラピスト、介護士等々枚挙にいとまありません。またタウンページにたくさんの職業があります。邪道ですが互恵も考えては?
ト) 衛星クラブという案もあります。

それにはローターアクターやロータリアンの子弟で結成するとよいのでは。パイロット事業としてやってみてはいかがでしょうか。
チ) 例会時間を考える。朝、昼、午後、夜にすることで参加がしやすくなります。

そうして今年の目標は10%増を考えてください。 

 

Ⅱ.END POLIO  NOW

1.1980年に天然痘が根絶宣言をしたように私どもの世代にポリオを絶滅しようではありませんか。

RIの最重点施策は「ポリオ撲滅」です。といって、ポリオという病気をご存じでしょうか。団塊世代以後の日本人には見かけられない病気です。それは1961年、1960年に北海道での大流行があって当時の古井喜実厚生大臣が「責任はすべて私にある」と当時国交のなかったソ連と友好国カナダから生ワクチンを緊急輸入しました。それから絨毯作戦を重ね日本では過去の病気となっています。世界でポリオ撲滅を始めたのは 麹町RCクラブの山田ツネさん、峰英二さんです。今ではパキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアの三国になっています(ナイジェリアはごくわずか)あと一息です。ラビ会長のお母さんもポリオであったことを初めて語りました。

ポリオの話ですでに財団の話になっています。

2.「世界平和フェロー」の養成

RI財団はポリオを最重点ですが、「世界平和フェロー」の養成を行っています。日本では「国際基督教大学」内にセンターがあります。四国と遠い存在ですが、RID2670も応分の負担をしています。

3.DDF

我々の財団寄付が3年して半分かえってきます。その中から各クラブの社会奉仕へ振り分けられています。

若干名DDFの奨学生も出しています。

4.グローバル補助金

 社会奉仕活動はグローバル補助金へハードルをあげてください。

5.ロータリーカードを作ってください。

(このカードを持てるのはロータリアンだけです)ご利用いただくとご利用金額の0.3%と年会費の一部がポリオ撲滅の活動資金として自動的に充てられます。さらに、貯まったポイントでロータリー財団にご寄付いただくこともできます。

かくして財団寄付をお願いします。今年度財団寄付目標は、年次寄付150$(含エンドポリオ30$)としてください。

 

Ⅲ.ロータリー米山奨学会への寄付。

米山奨学会は全部ロータリアンの寄付によっています。運用し、各地区の寄付額、留学生数によって配分されます。

特色は
1)世話クラブがあること

2)ロータリアンのカウンセラーがいること

3)第一級の奨学金であることです。

米山奨学生は目に見えます。ご寄付をお願いします。

今年度の目標は、普通寄付6千円、特別寄付1万円でお願いします。

 

Ⅳ.奉仕活動

1.青少年奉仕

地区の共同事業としては

イ) 青少年長期交換 
   小さな外交官として勉学はもちろん国際親善・国際理解に寄与するためのものです。
世界各地のロータリアンに保護されています。

ロ) 青少年短期交換
   ニュージャージーとの交換は36年間継続されています。RID2670が世界に誇る事業です。
   そのPRとホームスティ先をぜひお願いします。

ハ) インターアクト、ローターアクトを支援します。

ニ) ライラ

   RID2680(兵庫)との共同事業で元368地区の面影を残す事業です。
   今年から5月になります。小豆島沖、与島で行います。
   また、春休みには「少年少女キャンプ」があります。

ホ) 危機管理

   地区、各クラブで行うすべての青少年事業にたいし、危機管理のことを十分にお考えください。
   怪我のみならずセクハラ、パワハラ、等々です。相手が危機というと危機なのです。

   「RIJYEC」基金100円を200円にさせていただきます。

2.国際奉仕

各クラブで世界社会奉仕が盛んになりました。グローバル補助金へ向かってください。

3.社会奉仕

各クラブで伝統的な社会奉仕活動があることと思います。伝統にのっとり進めてください。しかし、長年続いたものを今一度振り返ってみるのも一考かと思います。そのとき広報委員会と連携してPRをお忘れなく。

4.クラブ奉仕

親睦を中心とするクラブ奉仕によって楽しいクラブ作りは活気をうみ退会防止につながります。

 

Ⅴ.クラブ組織をスマートに

戦略計画委員会をつくって、中長期的な視野でクラブ運営を考えよう。クラブ研修リーダーの活用も一考です。

 

Ⅵ.広報・IT

1.広報委員会はまず、自らのクラブに知らしめること、次に地区内への広報(ガバナー月信をご利用ください)第三に外部に向いマスコミ・ソーシャルメディアへのPRをお願いします。

2.IT

ITを使わざるを得ません。すでに今年1月からMy RotaryをつかってRIへの報告が義務づけられ、人頭分担金の請求となりました。今日お集まりのロータリアンの皆様My Rotary に登録されていますか。会長賞をエントリーするにはロータリーセントラルに記入し成熟度を記録しなければなりません。できればコンピューター持参の講習会も考えたいと思います。

 

Ⅶ.国際大会に出席を

次年度の国際大会は「ソウル」です。一番近い国です。この地区から300人出席を目標としています。

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